肌の水分量を増やす方法は?
肌の水分量が足りていないと、ハリがなくなってたるみやシワが出来てしまいますし、ターンオーバーが低下するため肌トラブルが起きやすくなります。
また、うるおいがないのでツヤや透明感がなくなったり、乾燥肌になってしまうこともあります。
このような状態にならないためには、スキンケアでたっぷりと水分を蓄えられる肌作りをしていかなくてはいけません。
肌の水分量を維持するために化粧水の付け方が大事
そこで重要となるのが、化粧水のつけ方です。
洗顔後に化粧水を手やコットンで馴染ませるというのが一般的ですが、残念ながらこれではしっかりと浸透していません。
化粧水はほとんどが水分なので、つけると同時に大半が蒸発しているため、肌に浸透しているのはほんの僅かな量です。
ですから、2回から3回、時間をおいて重ねづけをする必要があります。
ただし乾燥肌気味の場合はキメが乱れているため、ただつけるだけでは肌に浸透しないので、ローションパックをするようにしましょう。
柔らかいコットンにたっぷりと化粧水を染み込ませたら、顔にまんべんなく乗せて5分ほどパックしてください。
5分以上続けていると、コットンが乾燥し逆に肌の水分を奪ってしまいます。
さらにコットンの上からラップをすると、水分が奪われるのを防ぐ効果とスチーム効果が得られ、より効率よく浸透させることができます。
パックが終わったら、再度化粧水を手のひらにとって、ハンドプレスをしながら浸透させる、というケアを2回から3回ほど行いましょう。
肌がひんやりして、手のひらに吸い付くようになったら水分が蓄えられているサインです。
最後は乳液とクリームでしっかり蓋をします。
エイジングケアや美白ケアなどを加えたい場合は、乳液の前に美容液をつけてください。
肌の水分量の維持に化粧水はやっぱり欠かせない
最近のスキンケアでは美容液の方が重要視されていますが、水分量を増やす基本はやっぱり化粧水です。
化粧水は肌にうるおいを与えるという役割を持っているので、つけ方を変えるだけで肌の水分の蓄え方がぐんと変わりますから、とにかくたっぷり使って時間をかけて浸透させましょう。