肌のバリア機能とはそもそも何?
毎日のように紫外線を浴びている私たちの肌というのは、しっかりとお肌のバリア機能が働いてくれているためにすぐにシミになってしまったりせずにいることができます。
万が一バリア機能がなければ、紫外線を浴びたらすぐにシミになってしまいます。
汗や空気中の細菌によって刺激を受けて炎症が起きてしまったりします。
お肌のバリア機能というのは、体で言う治癒力や免疫力と同じものになります。
お肌が皮脂を分泌しながらバリア機能を作っているのですが、肌の機能が低下してしまうと、このバリア機能をしっかりと作ることができなくなってしまうのでお肌がどんどん弱くなってしまいます。
そうなると色々な刺激を受けやすくなってしまい、スキンケアを行っている効果よりも刺激に対しての反応のほうが強くなってしまうんです。
そのうちにスキンケア商品に対しても刺激を受けるような形になってしまいますので、健康的な肌を守っていくためにはきちんとバリア機能が働いている状態を保たなくてはなりません。
バリア機能を高めるために肌に必要な成分だけ補充する
そのためにはあれこれと沢山の美容成分を肌につけてしまうのではなく、本当にお肌に必要な成分だけを補給してあげるというスキンケアが一番良いと思います。
お肌のバリア機能で注目されやすいのは外からの刺激ですが、バリア機能が低下すると肌の内側の水分が外に流出しやすくなります。
玄関が空いているので、内から外から入ってきたり、出かけたりしやすいのに似ています。
肌のキメが荒くなってきているというのもあるので、保水力を高めるようにして内側の水分が外側に出ないようにしていく対策もしていきましょう。
近年では沢山のスキンケア商品が販売されていますが、実際に配合されている成分というのはほんの少し違っているだけで、ほとんどが同じものになっています。
ですからそういったものを重ねてつけているのではなく、本当に必要なものだけを使うようにしてあげることがお肌のバリア機能を高めるためには必要です。